【補給ドリンク再考】解糖系で使うエネルギーに注力してみる

息子の補給ドリンクについて、息子の好みを鑑みながら、理想の補給ドリンクを作っています。

高価な補給ジェルを沢山購入できる人は、必要のない記事です。

Amazonで購入出来る粉末タイプの糖分だけで、100㎞を超えるようなレースでも、補給ジェルや補給食無しで最後までレースを戦う事が可能です。

マルトデキストリンやパラチノースは長距離系のランナーは名前を聴いた事があると思います。

4つの吸収速度の違う糖分で、最後まで戦えるドリンクを作っています。

無駄を排除した補給ドリンク

今年に入ってから、理想の補給ドリンクを作るべく、試行錯誤しています。

作用速度の違う4つの糖分を入れる事で、補給食を摂る事無く、5時間を超えるレースであってもエネルギー切れを起こさない優れもの。

補給食って平気で１つ300円くらいしてしまいます。高い物だと1本1000円以上するものも。

1回のレースで5本摂るとしても1500円。高校生なんて金銭感覚が分からないから、レース前もレース後も補給食を摂っています。

貧乏な我が家で、そんな暴挙が許されるハズがありません。

改良を重ね、現在は

①果糖10g②マルトデキストリン40g③クラスターデキストリン40g④パラチノース20g⑤BCAA10gのみで補給ドリンクを作っています。

この4種類の糖分でボトル1本440㎉となります。

100㎞程度のレースであれば、ボトル2本あれば十分なカロリー摂取量となります。

補給ジェル1本のエネルギーが100ｋcalだと考えると、補給ジェル9本分の働きをしてくれる事になります。

これでボトル1本200円弱なので、まともに補給ジェルを購入するより、ずっと安価になります。

工夫よ、脳みそ回転させて工夫しないと、消費地獄の餌食とされてしまいます。

ちなみに、全てAmazonで粉末として購入可能。

スプーンですくう手間はありますが、自分でグラム数も変更できるので、お時間のある方はやってみては。

ロードバイク

【補給ドリンク】補給食を摂取しないでドリンクだけで補給する方法

補給ドリンクの作り方を公開します。 4種類の吸収速度の違う糖質を摂取し、栄養ジェルなどに頼らずレースの完走が可能です。 今回の補給ドリンクに改良を重ね、更なる補給ドリンクを作っていく予定。 大体の摂取カロリーとお値段も表記してみました。 補給ドリンクを作ってエネルギー不足を防ぐ 前回、補給ドリンクに...

クエン酸とマグネシウムも効果はありそうよ

うちは息子が薄味が好きなので、クエン酸とマグネシウムを入れる事は止めました。

マグネシウムは足がつるのを軽減してくれる効果がありますが、何せ苦いのです。

10g以上はとても入れられないし、BCAAの甘さがあっても相殺されません。

マグネシウムはカプセルタイプも売っているので、脚がつるのが気になる場合には、事前にカプセルタイプを摂取するつもり。

クエン酸は疲労回復効果と味の変化に入れていましたが、これも息子の舌には合わず。

クエン酸を入れる場合には5g程度までとした方が、酸味のバランスとして良いと思います。

βアラニンは無味無臭なので3g程度入れても良いかも。

周回レースの場合、補給ポイントが必ずあるので、ボトルに粉末を入れて行けば、何度でも補給が可能です。

何を入れるかは好み次第、私はクエン酸が好きなので、自分のボトルには入れてますよ。

ロードバイク

【サプリメント②】筋トレ後はプロテインと共にサプリを流し込む

筋トレ後のサプリメントにプロテイン・クレアチン・βアラニンを飲んでいます。 せっかくトレーニングをしたのだから、効率良く身体に吸収して筋肉に変えて欲しいものです。 自分が試したサプリメントの中から、効果の高かったものを息子にも飲んで貰っています。 自転車競技で結果を出して貰う為に、筋トレとサプリメン...

補給ドリンクのマイナス点

補給ドリンクはボトルに粉末を入れて水を注ぐだけ。

簡単だし、安価だし、サイクルロードレースやトライアスロンには向いてると思います。

ツールドフランスのように1日のレースが200㎞に近くなって来ると、固形物が必要でしょうが、高校生の100㎞レースであれば十分に補給が可能。

マイナス点はお腹に溜まった感覚が無い事と、補給場所を限定されるトレイルランなどではドリンクが切れてしまう可能性がある事かな。

私なら100㎞を超えるようなトレイルランなら、粉末だけを別に袋に入れておいて、補給ポイントで水を足すかな。

何事も創意工夫なので、自分でやってみる事です。

解糖系について知識があれば、吸収速度の違う糖分を摂取する事の大切さが分かるでしょう。

お金がある人は、高価な補給ジェルを用意すれば良い話だけどね。

補給ジェルで商売をされている方は、診て欲しくない記事だろうな。

ロードバイク

【解糖系】エネルギー代謝の基礎は分かったので、次の勉強します

解糖系の仕組みは大体わかりました。 如何に効率良く酸素を取り込んで、ピルビン酸をアセチルCoAにしてクエン酸回路を働かせるかですね。 難しい内容は必要無いので、次は乳酸・クレアチン・BCAA・EAAなどの勉強に移ります。 要は息子の補給ドリンクに何を入れるかを勉強したいのよ。 補給ドリンクから解糖系...

貧乏なので、補給ドリンクは自分で作る

この補給ドリンクの分量を上げて行けば、どんどんジェル化して行きます。

①果糖30g②マルトデキストリン100g③クラスターデキストリン100g④パラチノース50gにしても、問題はありません。

摂取カロリーがどんどん上がって行くだけだけど、マルトデキストリンが溶けにくいので、次第にジェル化して行きます。

摂取量を上げると水分としては飲みにくくなるので、水分は別のボトルにして、補給ジェル代わりに飲むのもありですよ。

アイアンマンレースなどでは、そうしてジェル状になったものを使用すると聞いた事があります。

うちに来るトレイルランナーにも教えてあげるのだけど、ほとんど興味を示しません。

補給食は購入するものと、頭に刷り込まれているのでしょうね。

自分の頭で考えた方が良いですよ。

せっかくの趣味なのだから、細部まで楽しまないと。

私自身は補給ドリンクが必要なほど激しいトレーニングはしませんが、息子に貢献して行きたいと思います。

この年になって、息子と接点が持てるなんて最高ですよ。

現状で一番良いと思う補給ドリンクをアップしてみました。

ロードバイク

【乳酸】エネルギーの塊で速筋で産生され、遅筋で使われている

長距離系種目に置いて必ず一度は引っ掛かるのが「乳酸」に関して。 乳酸は疲労物質では無いとは聞くけども、本当の話、何の役割があるの？ 気になるので調べてみました。 乳酸ってエネルギーの塊で大いに役立っているのね。 乳酸について考える 自転車競技をやる上で、乳酸と言うキーワードは外せません。 乳酸は悪者...

ご予約・お問合せ