バドミントンを上達させるには
先日鍼灸院にいらしたバドミントン選手&コーチから、小学生の内にはどれだけ多くラケットを振る時間を増やすかで上達の速さは変わるよとアドバイスを頂きました。
センスの有る無しは当然あるし、親が経験者だったり厳しい指導者に付けば上達も速いけど、単純にバドミントンをする時間が長ければ長いほど、上達は速いと言うのがその方の持論でした。
それは私も大いに賛同できるところ。どんなスポーツであれ基本が出来ずして上達する競技はありません。
私も空手道をやっていた高校時代はひたすら基本練習に時間を費やしてました。
初心者はとにかく基本が大事。ラケットを振る、コートを駆け回る足運びを練習することが地道だけど確実に上達する秘訣でしょう。
大人はそんなこと重々分かっていながらも、つい試合をしたくなるので上達が遅いのです。
バドミントンを上達させたければ毎日練習しに行けば単純にレベルが上がって行くことになります(勿論ある程度のレベルまでは)。
プレゴールデンエイジ・ゴールデンエイジの言葉があるように、若いうちに競技を始めていればその分上達は速くなります。
なので、親が自分がやっている競技を子供たちに早めに教え込むことは、強い選手を作ることに繋がります。
先日の試合でも小学校1年生になるかどうかの子供たちでも素人が一見して上手だなと感じる子たちがいました。
でもうちの子供たちもバドミントンに集中させるかと言われると、否。そんな事はさせません。
優勝して欲しい訳じゃ無い
バドミントンは面白いし、勝てば自信にも繋がるので頑張って欲しいとは思います。
だけどバドミントン1本に絞って・もし燃え尽きてしまったら・もし怪我をして競技が出来なくなったら・もし他の競技に興味が沸いたらどうでしょう?
もしそんな時、1つの競技に絞っていたら対応が出来なくなってしまいます。
まずは柔軟に対応できる神経を発達させる事が重要。
なので、うちは複数の運動を小さい頃からさせています。2歳くらいからずっと山登りに連れてっているし、マラソン大会にも年に数本一緒に参加しています。
2人とも水泳教室は通っているし、お姉ちゃんはそれと別にバレーボール・息子は体操教室と陸上競技部に参加しています。
とにかく小学生のうちは沢山のスポーツに触れさせて、土台作りに重きを置いています。
本格的にスポーツを始めるのは高校生になってからで遅くは無いでしょう。
だってプロになる訳ではないもの。生涯スポーツとして高校生くらいから競技を絞っても十分に上達は見込めると考えています。
子供をプロにさせたいと願う親が非常に多いけど、将来どうなるか分からないのに大博打を打つようなもので、非常に危険な行為だと思いますよ。
スポーツは楽しいと認識して欲しい
少なくとも小学生の内はスポーツをすることは楽しいと感じて欲しいですね。
辛い練習に耐えるのが当たり前なんて思って欲しくありません。
先日いらした選手&コーチはその辺も十分に理解してくれていて、子供たちの性格を見ながら指導をして頂けるので非常に助かっています。
うちの子も練習に参加している間は厳しく指導して頂くようお願いしてありますが、バドミントン1本に絞ることはしないよと言うお話でした。
深い内容に関しては本業の鍼灸院の日記の方で詳しく書いてみたいと思います。
仕事場(鍼灸院)にて身体がガタガタなまま練習に励む中学生・高校生が多いので気になって書いてみました。