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本当は無口なのよ
土曜日は朝からひたすら鍼を打つ職人になってまして、一日の記憶が患者さんとの話だけ。
本日も20分の休憩のみで、本も読めずラジオも聴かずただ目の前の患者さんと向き合うだけ。
と、こう書くと如何にも鍼灸治療に向き合う求道者のように思われますが、話してる内容はバカ話ばかり。
特に初めての方は緊張されてるので、まずは緊張を和らげることが私のお仕事。自然と話す内容は当たり障りのないバカ話になってしまいます。本当は本好きの無口なオッサンなんですけどね。
だから日曜日には誰にも会わない山に入るのです。独りで黙々と走ってるのが好き。誰とも喋らない時間が好き。
根っからの根暗ですが、仕事場では精一杯の道化師へと変貌します。
変に真面目なのでお話も芸の内とばかりに最近は落語をよく聴いて話芸も勉強中。弟からは糞真面目だとバカにされますが、どこからでも学ぶことがあると思うのですよ。
さあ、これから一席聴いてからスパークリングワインでも飲みますか。