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「せんべろ」ばかりで異様な光景
今回の2泊3日の沖縄旅行。
3日間の合計で徒歩で60㎞以上那覇市内を歩きました。
諸事情によりランニングが出来なくなった私は、ウォーキングが趣味なので60㎞と言う数字はどうでもいいです。
しかし歩き回って驚いたのは一つ、景色の良さでもガジュマルの樹の緑でも赤瓦でも無く、「センベロ」のお店ばかりが目立つこと。
センベロとは、かつて中嶋らもさん(作家:故人)が提唱した、1000円でベロベロになれるお店の事なのだけど、国際通り辺りの飲み屋さんはの軒並み「せんべろ」と大きく書かれてあり、昼間からお酒を飲んでいる光景が目立ちます。
広島でも時々「せんべろ」と書いてあるお店を見つける事はあるけど、こんなにセンベロのお店ばかりなのには驚きました。
しかも内容が指定のジョッキ3杯(2杯のお店もある)と小料理などが付くもの。
ジョッキ3杯に小料理1つでは釣り合わないから、少し余分にツマミを頼んで貰えれば「センベロ1000円」にプラスで代金が貰えるので少しは利益が出るのでしょう。
でもそんなにしてまでセンベロのお店に入りたいか?
昼間から安酒求めて彷徨う観光客って何だか情けない気がするのだけど。
私の場合は美味しい泡盛を見つけに沖縄に行っているので、安い居酒屋には全く興味がありません。だってそんなお店に美味しい泡盛なんて置いてないもの。
食べる事も大好きなので、せっかく旅行に来たのなら多少のお金を払っても美味しいものを食べたいし。
そう思う旅行者は多いだろうに、これだけ「せんべろ」のお店が溢れているのは地元民の為?もしくは外国人旅行者の為かしら。
市街地から5㎞範囲を歩き回ったのだけど、結構遠方でも「せんべろ」看板が目立ったから、やはり沖縄県人が愛好しているのかしら。
観光客はもっと沖縄にお金を落とすために、ちょっと値の張る美味しい食べ物を頂きましょうよ。
私はやっぱり旨い泡盛でベロベロになりたいなぁ。