感性って年を取る毎に鈍っていくものなのでしょうか。
昔は胸に沁みていた音楽。ジャズだったりブルースだったり、時には
ジャニス・ジョップリンのような激しい思いを熱く純粋に聞き入っていた音楽が
今はあんまり響いてこない。
スクリーンに食い入るようにその映像を留めようとしていた映画。
何度も繰り返し映ていたのに、今では映画館にすら足を運ばない。
むさぼるように読んでいた小説。これからどうしていいのか分からず、小説の
世界に逃げるように読み漁っていました。本屋に通うことが何よりも楽しみだったのに、
今では図書館に行くだけ。
芸術とは無縁の人間でも、若い頃はもっと様々なことに感動していた筈。
色々なことから影響を受けていた筈。
なのに最近ちっとも胸に響いてこない。沁みてこない。
自転車に生活道具を積み込んで、目指すものも無くただひたすらペダルをこいでいた
あの時期、何も持たなかったけど何かを必死に探してました。
何を探しているのかも分からずに、だから自分の将来について声高に話す人間には
とにかく噛み付いていました。
今は自営業を始め、これを一生の仕事にしようと決めました。
家庭もでき、それを守って行こうと決めました。
探していたものを見つけた筈なのに。
何だか最近覇気がない。
自分の考えをまとめきれていない。
熱い思いが消えている。
これは年齢のせいでは無い筈。
行動が受動的になっているのが加齢によるものならば、旅先で出会った
あの人は、私の人生の指針を示してくれたあの人は。年齢のせいにして逃げるのは
ただの卑怯だ。
最近視野が狭くなっている自分を反省しています。
もっと沢山のことを取り込みたい。多くのことを感じたい。
アクティブに、何事も挑戦だ。
ゆうこん堂鍼灸院HP
【本日のトレーニング】
jog:15min
お腹が痛くなり引き返し。昨日のキムチは強烈だった。