よく患者様から聞かれる質問
「自分が肩こりとか腰痛になった場合にはどうするんですか」
この質問はよく受けます。
答えは
「自分で自分に鍼を刺します」
元々腰痛持ちの私。父親もかなりの腰痛持ちなので、遺伝的要素もあると思います。
それに加えて高校時代に弱いなりに頑張った空手道。これでヘルニアになりました。
それからは湿度が高いときや弱った時にはすぐに腰にきます。
まだ昇降ベッドを導入していないため、ベッドの周りで立ったり座ったりすることが多く、
何日か忙しい日が続くと腰が痛くて歩くこともままなりません。
そこで鍼の登場。腰にくる場所は決まっていて右側のこの部分、鍼をこの角度で何センチと
もうピンポイントで場所が分かります。
手を後ろに回して手探りなので、一発で入らないこともありますが、入れば奥でズンと
響く感じがあり、そこに柔らかく手技を加えてやるとかなりの確率で痛みはなくなります。
これぞ職人技と我ながら褒めてやりたい一瞬です。
昨日朝起き抜けより、激しい腰痛。何とか立てるものの、前傾30度の姿勢のまま
前にも後ろにも動かせない。かなりの激痛です。
これは鍼の出番だろう、ということになりまして早速1階の治療院へ。
しかし痛くて背中に腕が回せない。しかしこれぞ腕の見せ所。腰以外の場所を鍼と灸で
刺激して痛みを緩和させ、再びチャレンジ。見事腕は回せ、ピンポイントのツボへ到達。
いつものズーンという刺激と共に、痛みが和らぎます。
腰を前後左右に動かしてセルフチェック。まだ違和感は残るものの、歩行には支障なし。
痛みが無くなればこっちのもの。ランニングに出発です。
普段患者さんには鍼を打った後は大人しくしときなさいと言ってますが、前日も走ってないので
うずうずです。走らないわけには行きません。
ウェアに着替えていざ出陣!
と思ったら、走る毎に腰にずんずんと重い痛みが。。
とても走ることは出来ず、50mで撃沈。
え、いつもなら何とも無い筈なのに。。
かなりのショックで帰宅。もう一度鍼を打つか考えましたが、確かにいつもの場所に入ったはず。
オカシイおかしいと思いながら念の為に体温を計って見る。
ええ、しっかりと熱がありました。
風邪から来る腰痛のようです。風邪でお休み中の娘にしっかりと風邪をうつされたようでした。
皆さん、この時期風邪やインフルエンザには気をつけましょう。高熱が出ると弱い部分に
痛みが出るものです。鍼で痛みを和らげることは出来ますが、しっかりと身体を休めて
風邪を治すのが先決です。
私も早く治して走らないと。
仕事はぼちぼち出来てますので心配いりません。
本日朝は快調です!
ゆうこん堂鍼灸院HP
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