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セルフ腰痛鍼灸施術
本日雨にて走ることが出来ず。
合羽でも着て走ろうかとも思いましたが、風邪を引いてもいけないので已む無く中止。
昼から鍼灸院も落ち着いたので、痛みだした自分の腰を治療をしました。高校時代にクラブ活動(空手道部)で腰を痛め、それ以来腰痛とは長い付き合いです。
寒い日や雨の日、ハードワークが続くとじんわりと痛み始めます。風邪を引いてもまず痛み出すのは腰から。やっかいな奴です。
場所は必ず決まっており、その場所をこの長さ・この角度で鍼を打てば必ず響いて痛みが止まるという便利なもの。
自分の腰なので、ちょっとアクロバティックな姿勢になりますが、少しくらい下手に打って痛くても、自分であれば許されます。
満足して頂ける施術を目指して
患者さんにもよく聞かれる質問
「どうして触っただけで痛む箇所が分かるの?」
「鍼の長さや太さをどうゆう基準で使い分けてるの?」
確かに不思議がられるのは無理も無いかも。施術を始める前に、どういった姿勢で痛むのか・どういう運動をしている時に痛むのかはしっかりと聞いています。それによってある程度の推測はしています。
しっかりと触った際に皮膚や筋肉の感触で、悪い部分は分かります。それが浅い場所にあるのか深い場所にあるのかも分かります。
後はこの硬さであれば、この程度の鍼でピンポイントの場所に当たるのじゃないかと検討を付け、実際に刺しているのです。
実際に当たった時には針先の感覚で分かりますし、刺されている当人もググッと手応えを感じていることと思います。それで、ここからがミソ。
患者さんが痛いと言ってる場所の痛みを取ってあげて、それで終わりじゃ△。
何故そこに痛みが出るのかの原因を探って、それを取り除いてあげて○。
かばい動作によって、他の箇所も弱っている筈。それも取り除けて◎。
って言うだけなら簡単だけど、全て自分の満足に行くようなことは極稀なこと。
ああすれば良かった、こうした方がもっと楽になってもらえたのに。。
と毎日反省の日々なのです。
でも最近、お礼のメールをいただけたり、治療日でも無いのに来てくれて楽になったと言っていただけたり。
こういう道を志すものにとって、本当にありがたい言葉をいただきます。
勿論全て思うようには行きませんが、これからも精進。勉強と実践を続けながら、より多くの満足を得ていただけるよう努力奮闘する所存でございます。
走りに行けない欲求を、ブログにぶつけてみました。