本日は真面目な鍼灸の話。
「小児鍼」って聞いたことありますか?
昔から夜鳴きや疳の虫の症状においては、鍼灸はかなりの効果を発揮すると
されてきました。
「小児鍼」と鍼が付いていますが、実際は鍼は使わずスプーンやマッチ棒など
先の尖っていないもので擦ったり、指でマッサージしてやるだけのこともあります。
さて、我が家にも1歳になったばかりの息子がおります。
こいつがよく泣く。昼間に泣かれる分にはまだいいのですが、数日前から夜鳴きが酷く
なりまして、何度も夜中に目を覚ましては「ふぇ~ん、ふぇ~ん」と赤ちゃんの教科書に
載るくらいの正しい泣き方で延々と泣いています。
1日、2日くらいまでは私も傍観していたのですが、毎日泣かれるとこっちも寝不足に
なる。
そこで思い出したのがこの小児鍼。背骨の両脇を探ってあげて、目的の場所の硬く
なった場所を指先でマッサージ。暫くマッサージしていると、すやすや眠り始めました。
おぉ、これは効くじゃないかと妻と大喜び。
その後もう一度起きて泣き出したものの、もう一度マッサージしてやるとまた寝てくれます。
翌日もう一度途中でマッサージしてやりましたが、その後はスヤスヤ。
ここ数日は、途中で起きることもありますが、ちょっと泣くだけですぐに自分で寝てくれるように
なりました。
こういった日常で鍼灸の面白さを再発見できるなんて、鍼灸師として大変嬉しく思います。
まだまだ鍼灸には大きな可能性があると言うことですね。
これからも精進していきたいと思います!
ゆうこん堂鍼灸院HP
本日のトレーニング
ラン:10.4km
昨日は妻が宮島クロカン6kmの部に出場。何とか完走しました
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