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ビブラムシューズは腰に来る
月曜日から3日間ほどランニング熱に罹患しまして、久々にビブラムシューズで坂道上り下りしたりスピード練習入れて走ったりと頑張っていたところ、途端に腰が悲鳴を上げました。
私の場合、腰痛が出てくると立っているのも苦しくて、腰が痛いまま仕事をしたり走ったりしていると、突然ピキーンと腰に激痛が走ってそのまま立っていられなくなります。
こうなるともう仕事にもならなくて、熱いお風呂に入って20分くらいするとまた動けるようにはなります。でもそこから連続で2~3時間仕事をすると、また突然ピキーンという激痛がやってきてしまう厄介なもの。
昨日またその症状が出てしまった。これでまた走れなくなると恐れおののきました(その前に仕事の心配をしろよって話ですが)
しかし活きてきたのがこれまでの経験。腰痛に悩まされ始めた頃には、とにかく自分で治療するしかないと腰にブスブスと鍼を打ちまくっていました。最初の頃はそれがとってもよく効いてすぐに動けるようになったりして、私の鍼ってやっぱり結構スゴイやと独り自画自賛する毎日でした。
しかし症状が進行してくると、腰に鍼を打つと支えが外れたようになって全く立っていることができず。鍼を打つと痛みは少なくなるようだけれど立ってられないから暫く寝たままになっていました。
そこからが紆余曲折。良いと評判の治療院に行ったり整形外科に通ってみたり。それでも全然痛みが取れず、1年半全く一歩も走れないという悪夢のような状況になってしまいました。
ほとんど諦めていたのだけれど、やっぱり自分の痛みは自分で治すしかないってことに思い至り、試行錯誤の結果ランニングを再開することができるようになりました。この試行錯誤が生きてきた。
自己鍼治療の場合は腰じゃ届かない
これまで腰だ腰だと騒いでいたけれど、触ってみるとお尻の筋肉がパンパンに張っている。お尻には大殿筋・中殿筋などの走るのに必要な筋肉があります。それに加えて大腰筋や腸骨筋などのインナーマッスルも付いている。この辺を指で探っていくとカチカチに固まった筋繊維束が沢山見つかってきて、そこを丁寧に鍼で緩めてあげると痛みが徐々に和らいでいきます。
腰だ腰だと思って腰ばかり鍼を打っていたけど、腰に鍼を打っても肝心の大腰筋までは鍼が刺さらず。結果として治らないと自分を卑下していました。しかし大腿骨頭の上から(お尻の横の部分ね)慎重に奥に鍼を入れて行けば、大腰筋にガッツリ当たって症状が改善したって訳。
昨日はその経験を踏まえてお尻に鍼を刺していき(頑張ると自分で鍼が打てます。けど恥ずかしい格好なので人には見せられませんが)硬結を取ってあげました。
一日安静にして、本日朝は調子がいいぞぉ~朝から10kmランニングしても問題なし。これぞ自己鍼治療完成♪
けれど無理は禁物です。頑張りすぎてまた走れなくなってお困るので、暫くはペースを落として走りたいと思います。でも気分良かった~鍼灸師で良かった♪