【タケノコ】イノシシ不在の竹林はお宝の竹の子が取り放題だった

今年は竹の子大収穫祭がやってきた。

イノシシが居ないので、全て人間様が収穫できます。

こんな年は人生初です。

タケノコってこんなに生えてくるものなのね。

タケノコ大収穫祭

毎年4月から5月の連休までは竹の子の季節です。

楽しみにしてクワを抱えて先祖代々の竹林に行くのが恒例です。

しかし、たけのこはイノシシさんの大好物でもあるのです。

夜行性のイノシシが美味しいタケノコを食い尽くし、朝にはほとんどタケノコは残っていません。

イノシシが取り忘れたおこぼれを、人間が頂く構図でした。

しかし、今年は何やら様子が違います。

そこら中に竹の子があるのですよ。

例年なら、あっても3本。1本も取れない日も普通にあるのです。

それが、今年は毎日行っても10本以上、多い時には20本近く収穫できるのです。

タケノコ大収穫祭の始まりです。

竹の子狩りって苦痛でも何でもないのですよ、むしろ楽しくて仕方が無いの。

皆さんがいちご狩りとかブドウ狩りに行く感覚ですよ。

探す楽しみ、掘る楽しみ、併せて食べる楽しみがあります。

その楽しみが無料で出来て、しかも周りの人まで幸せに出来るなんて、最高のレジャーですよ。

疫病でイノシシさんがやられたらしい

どうしてイノシシが居なくなったかと言うと、疫病らしいのですよ。

豚さんがかかる疫病にイノシシさんも罹患してしまい、多くが死んでしまったらしいのです。

人伝てなので詳しい事は分かりませんが、イノシシに取っての悲劇が、私に幸福をもたらしてくれました。

イノシシは可哀そうではありますが、毎年畑の被害も凄いし、タケノコの事を思えば万々歳です。

少なくとも今年は竹の子大収穫祭が楽しめそうです。

既に50本くらいは取りましたが、お客さんに配る為にも、まだまだ収穫します。

担当者を分けて湯がくまで

朝、私がタケノコ掘りに行きます。

掘った竹の子はその場で皮を剥き、処理をしやすくします。

皮を剥くと、掘ったタケノコの半分以下になるのです。

タケノコって本当に食べる所が少ないのですよ。

それを袋に入れて実家に搬入。

すると、父親が残った皮を包丁で綺麗に剥いてくれます。

それを母親が米ぬかと一緒に30分湯がき、火を止めて粗熱を取って行きます。

3人の分業制なので、毎日10本以上タケノコを掘っても、夕方には完成品が出来上がります。

掘りたてをすぐに湯がくので、柔らかくて美味しいタケノコが食べられるのです。

しかもそれが無料って最高じゃないですか。

ご先祖様に感謝する瞬間ですよ。

今では竹林を管理する人が居なくなって、周りの竹林は荒れ放題。

今年のようにイノシシが居ないと、一気に荒れて行くでしょうね。

沢山タケノコが取れる代わりに、人間が入らない竹林は荒れて行くのです。

ひたすら竹の子を配り歩く

完成した湯がいたタケノコは、後はひたすら配るのです。

当家の家訓で「ご先祖様からの頂き物で商売をするな」

と言うものがあります。

ご先祖様から授かった果樹や野菜を売ってお金に換えてはならぬと言う厳しい掟です。

この家訓がある為、どこぞの道の駅に売りに行く事は出来ません。

なので、ひたすら配るのです。

幸せはお裾分けするのです。

誰かが旬の竹の子を食べて、美味しいなと思ってくれたら良いのです。

私も本日の収穫分の13本の竹の子を、明日馴染みの天ぷら屋さんに持って行きたいと思っています。

今年は沢山収穫出来るので、幸せになる人が増えそうだな。

安芸郡・安芸区からの集客を狙う海田町の鍼灸院

旬の果樹や野菜を楽しめるのは、田舎に住む人間の特権ですね。

土地を残してくれたご先祖様に感謝です。

旬のタケノコなんて、数回食べてしまえば飽きるものです。

独占して一人で楽しもうとせず、気前良く皆さんに分けてあげれば良いのです。

今年のように沢山収穫出来る年はもう無いかも知れないけども、一人でも多くの方に喜んで貰いたいな。

世知辛い世の中で大判振る舞いできるのは、ご先祖様のお陰です。

ご先祖様に感謝しつつ、幸せのお裾分けをしていきます。

タケノコの話で記事が1本出来るとは思ってもみなかったな。

それだけ今年は竹の子で楽しませて貰ってるわ。

雨上がりは激アツなので、今週末の雨も楽しみだな。

こんな感じで楽しみながら日々過ごしています。

【ゆうこん堂鍼灸院】はは広島市・呉市・東広島市からも来院の多い安芸郡海田町の鍼灸院です。

今ならタケノコの特別サービスがあるかもよ。

人生楽しく行きましょう♪

ご予約・お問合せ